感染症対策ガイドライン



はじめに

 本ガイドラインは、各都道府県知事の方針に反しないことを前提として、政府や各都道府県により出される方針及び新型コロナウイルス感染症対策専門家会議による提言、公益社団法人日本青年会議所発行の感染拡大防止ガイドライン(業種別ガイドライン推奨先)等を踏まえ、恋恋台湾運営事務局(運営元:一般社団法人日本台湾文化交流協会)が主催するイベント等の開催・運営を行うに当たり、留意すべき事項を取りまとめたものです。

イベント等の実施に際しての新型コロナウイルス感染症への感染を防止するための方策については、必ずしも十分な科学的な知見が集積されている訳ではありません。このため、本ガイドラインは、現段階で得られている知見等に基づき作成しています。今後の知見の集積及び各地域の感染状況を踏まえて逐次見直す可能性が有り得ることに、ご理解のほどお願いします。



1.新型コロナウイルスの基本対策

新型コロナウイルス対策は、感染源対策と感染経路対策から構成する。
【感染源対策】
主目的:感染している可能性が高い人をイベント等に参加させないこと
- 運営関係者対策(注意喚起、体調チェックなど)
- 出店者対策(注意喚起、体調チェックなど)
- 参加者対策(注意喚起、体調チェックなど)
【感染経路対策】
主目的:感染する可能性をできる限り減らすこと
- 入場制限(非接触支払いの導入推奨)
- 消毒の徹底
- 参加者追跡アプリの導入
- 大声を出す必要のない設備の設置
- 三密対策(特に入退場時、休憩時、舞台鑑賞時、購入時などのマスク等着用)
- 洗面所トイレの対策

2.開催準備

甲:恋恋台湾事務局 乙:出店者 丙:イベント参加者 とする。
2-1.運営関係者の対策
 甲が運営事務局を組織し、運営業務にあたる上で、最大限の感染予防対策に努める。
- 運営事務局による会議のオンライン化、また対面時のマスク着用の義務化。
- 上記参考ガイドライン等を参考とした各マニュアルの作成。
- 感染対策関係セクターの協力のもと、イベント全体の感染対策強化。
2-2.出店者募集時の対策
下記を遵守できない・または下記(ア)~(ウ)に該当することが判明した乙には、イベント他関係者の安全確保のため、甲より本イベントへの参加取消しや途中退場を求めることがある。
- 以下の事項に該当する場合は、自主的に参加を見合わせること。
(開催当日、主催者に書面・口頭・自己申告などにより確認)
(ア)体調がよくない場合 (例:平熱+1℃以上または37.5℃以上の発熱・咳・ 咽頭痛・倦怠感、味覚・嗅覚異常などの症状がある場合)
(イ)同居家族や身近な知人に感染者、濃厚接触者や感染が疑われる方がいる場合
(ウ)過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、 地域等への渡航又は当該国、地域等の在住者との濃厚接触がある場合
- マスク等を持参、極力着用すること。
- 当日、アルコールなどによるこまめな手指消毒を実施すること。
- 会場内で、なるべく甲丙とのソーシャルディスタンスを確保すること。
※障がい者の誘導や介助を行う場合を除く
- 過度なキャッチや呼び込み、掛け声等の発声を自粛すること。
- 感染防止のために、甲が決めたその他の措置の遵守指示に従うこと。
2-3.参加者募集時の対策
 感染予防のため、甲は丙に対して以下について周知・広報する。
- マスク等着用、アルコールなどによる手指の消毒を徹底すること。
- ソーシャルディスタンスの確保を徹底すること。
- 下記症状に該当する場合、来場を控えること。
発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、味覚・嗅覚障害、頭痛、下痢、嘔気・嘔吐
- 飲食時は、対面と会話を控えること。
- 感染防止のために主催者が決めたその他の措置の遵守、指示に従うこと。

2-4.参加者募集時の対策

Web上にて、Q&Aコーナーの設置また問い合わせ対応を行う。

3.開催当日

甲は、開催会場において感染防止のために実施すべき事項や十分な感染予防対策を講じる。
3-1.会場内対策
入場制限 - 感染経路の拡大防止のため、入退場ゲートを設営。 - 入退場ゲートへの誘導を促すサインなどの掲示。 - 参加者への検温、手指消毒(②)を行う。 - マスク着用の確認・呼びかけを会場内設置物(看板など)を用いて行う。 仮に着用が確認できない場合、運営より予備マスクを配布または販売し、着用率100%を目指す。 - 受付時に、アクリル板や透明ビニールカーテン等を設置し、運営と参加者間を遮蔽。 - その他主催者が講じた措置の遵守が認められない場合、参加できない旨を掲示。 - 入場時の混雑を極力避けるよう、運営窓口の増設など適宜対応。
消毒の徹底 - 手指消毒用アルコール等を用意。 - こまめな手指消毒を促すサイン等の掲示。 - 入退場ゲート・舞台鑑賞時・購入時にできるだけ消毒場所を確保。 - 他の参加者との適切な距離をできるだけ保つこと。(障がい者の介助を行う場合を除く) - 並び列や提供スペース内で複数の参加者が触れると考えられる場所(テーブル、椅子等)について、 こまめに消毒する。消毒成分は、自治体また推奨団体の発行するガイドラインに準拠するものを扱 う。 - 飲食は、原則として甲が指定する飲食用の感染防止対策を行ったエリア内で行うこととし、それ以外 の場合は、提供された飲食物は原則持ち帰りとする(ただし、水分補給等は例外)。 - 飲食スペース等での飲食時には、対面を避けるよう努めること。
参加者追跡アプリの導入 - 接触確認アプリ(COCOA)・兵庫県新型コロナ追跡システムの登録用QRコードを入場時に掲示、登録を行うよう推奨する。 - 携帯電話の使用を控える場面では、接触確認アプリ(COCOA)を機能させるため、「電源及び Bluetoothをonにした上で、マナーモードにすること」を推奨。
参考:新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)COVID-19 Contact-Confirming Application
- スマートフォンを所持していない来場者には、名簿への記入をしていただく。
大声を出す必要のない設備の設置 - 飛沫防止のため、会場内でのアナウンスは無線機または拡音機を使用。 - 関係者同士の連絡は、メッセージアプリを推奨。 - 丙に対する事前アナウンスは、予約チケットサービスを通した通知を検討。
三密対策 出店者間・参加者同士のソーシャルディスタンスの確保。密にならない程度の間隔(最低限人と人とが触れ合わない程度の間隔)を確保すればよいものとし、列に並ぶときは1m間隔を確保することを推奨。
洗面所トイレの管理 当日は、会場併設また周辺の洗面所(トイレ)の利用を想定しているため、管理者との協議・確認のもと以下を推奨 - トイレ内の複数の参加者が触れると考えられる場所(ドアノブ、水洗トイレのレバー、便器の蓋・便 座、温水シャワーの操作盤等)を、こまめに消毒。 - トイレの蓋を閉めて汚物を流すよう表示。 - アルコールなどの手指消毒液を用意。 - 「こまめな手指消毒」を促すサイン等の掲示。 - トイレに並ぶ際は、マスクを着用し、前後の間隔を開けて並ぶ
3-2.出店者の管理
別紙参照:出店者募集マニュアル
3-3.参加者の管理
- 管理はCOCOAを通して行う。収集した参加者情報はイベント運営のみに利用。 - 管理シートを用いる場合、参加者把握シート(作成元:公益社団法人日本青年会議所)を参照する。 3-4.保健所との関係
- 甲乙丙に感染者または感染の疑いのある者が発生した場合には、速やかに連携が図れるよう所轄の保健所との連絡体制を整備。 - 上記の場合、政府また各都道府県が提供するガイドラインに則り、適切な対処を行う。

Q & A
Q.マスクなしでも入場できますか。

A.大きく分けて感染源対策感染経路対策を実施いたします。感染源対策では運営関係者、出店者、来場者、それぞれに注意喚起、体調チェック(検温、手指の消毒、等)などを行います。感染経路対策では入場制限や三密対策、追跡アプリの導入などを実施いたします。皆様のご協力をどうぞよろしくお願い致します。

詳細は感染症対策ガイドラインをご覧ください。 
Q.会場内で飲食はできますか。

A.接触確認アプリ(COCOA)と兵庫県新型コロナ追跡システムの登録用QRコードを入場時にスタッフより提示いたします。ご登録を推奨しております。来場前に事前にご登録いただけますと、スムーズに入場いただけます。下記よりご登録いただけます。
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)COVID-19 Contact-Confirming Application

兵庫県新型コロナ追跡システム

スマートフォンをお持ちでない場合は、氏名・ご住所等をご記入いただけます名簿をご用意しております。

詳細は感染症対策ガイドラインをご覧ください。